C-5.しっかりとした経営計画を立てることから始める

◆国内市場においてコスト競争や産業間競争で劣勢に立つ企業が海外に進出しても、それらを挽回するには時間がかかり、回復までに至らず海外から撤退するケースはあとを絶ちません。

◆また、経営層の現地派遣による国内経営の空白時に、国内市場での自社の好況さを維持できるかどうかが中小企業の海外進出の成功要件になります。

◆また、進出先がどの国であっても、最初は調査、企業訪問、交渉などを行うために出費がかさみます。中小企業にもしっかりとした資金対策、海外進出プロジェクトチームの結成、自社の中期経営計画での海外直接投資の位置づけを見据えた上で、3~5 ヵ年での成長と現地での経営指導ができる体制が求められています。

◆また、たまたま知り合った外国人を信じるケース、計画があいまいで現地視察や調査が不足しているケース、間接投資や「おつきあい」進出するケースでは、成功は難しいということも理解しておく必要があります。